1989年(平成元年) 創立の弊社は、1994年(同6年)7月に旭川事務所を開設しました。 会社設立当初は、建設資材の販売のみを取り扱っていましたが、旭川の開業に伴い、各種土木建設工事の受注・施工事業に進出、コンクリート基礎杭、鋼管杭の施エ、各種山止め資材、仮橋工事、ならびに各種プレキャストコンクリートの材料販売と施工等、主に取引先メーカーの製品を施エする事業を中心に展開して参りました。
しかしながら、土木、建築の別を問わず公共工事の縮小が影響し、平成14年頃からは住宅・ビル等のコンクリート・パイルの設計施エに特化していかざるを得ず、現在は99%が建築用基礎杭などの建築関係です。そして、2003年(平成15年) には地質調査分野に進出し、今日に至っております。
3・11東日本大震災でも明らかなように、地震は一般市民の生活に多大な損害をもたらします。弊社は、住宅用の基礎杭からビル用の基礎杭まで、全道一円に営業展開し、土木建築業界の皆さまとともに、道民の生命・財産を守り、広く地域に貢献することを社是としております。安全な国土、安全な社会資本の整備のため、地質調査から始まり、強靭な建築物を作る根源である基礎杭という仕事を通じ、社員一同、安全な社会生活に寄与するという志をもって日々業務に適進しております。
私がこの業界に参画して30余年になります。弊社をこれまで育てていただいたメーカー様にはこれまでと変わらねご支援 をいただきながら、業務を継続することが出来ていますが、最近の建設業界を取り巻く環境は厳しさを増しています。少子高齢化を背景とする職人不足をはじめ、工事量の減少、工事が減ることによる若手の経験・技量不足、さらには3Kというマイナスのイメージもあります。この四重苦を業界全体の問題として捉え、弊社が貢献出来ることはないだろうかと、日々念頭 に置きつつ仕事にあたっています。
永続的な事業が出来るか否かは皆さま方に必要とされる会社であるかどうかの一点に尽きると思います。地域の皆さまに喜ばれる会社を作り、活力みなぎる北海道を築くために、 社員一同、微力ながらお役に立つことを誓います。